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2013年11月25日月曜日

障子の追憶  -館長机のメモから-


 
晩い秋の陽光をたっぷり浴びて、障子の張り替えをした記憶がありませんか。
新しい歳を迎えるための、暮らしのしきたりのようなものが薄れていくのも、
時代の変化で詮方ないことなのかもしれませんが、
古民家の古びた障子を眺めていると、いくらかの追憶とともに、
寂しい思いに駆られます。


ふと、田中冬二の詩を思い出しました。
 
       夜があけかかると
暗い家の中に
まづ白ばんでくる障子は
なんといふなつかしいものであらう
またなんといふうれしいものであらう
しづかな夜あけの障子には
神様がおいでになるといふ
夜があけかかり
暗い家の中に
まづひとところから白馬の大雪渓のやうに
しろばんでくる障子は
なんといふうれしいものであらう
 
古民家もやがて冬を迎えます。
折を見て、新しい障子紙を求めにいくことにいたしましょう。

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