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2014年3月2日日曜日

春遠からじ  -館長机のメモから-



桃の花に早いのに、なぜ「桃の節句」というのか。それは、旧暦の3月3日は、新暦、大体今の4月上旬から中旬頃にあたるからだそうです。雛飾りに、桃の花が添えられるのは、多くは人工栽培か、温暖の地からの到来ものなのでしょう。

 桃の節句は、江戸時代に幕府が次の五つの節日(せつにち)を制定したことに由来します。

人日(じんじつ)   1月7日 … 七草の節供

上巳(じょうし)   3月3日 … 桃の節供

端午(たんご)    5月5日 … 菖蒲の節供

七夕(たなばた)   7月7日 … 笹の節供

重陽(ちょうよう)  9月9日 … 菊の節供

爾来、5月5日の「端午の節句」が男の子の節句、3月3日は女の子の節句として定着していきます。“節句”は本来“節共”で、日本の農耕儀礼において、その節目の日の神前に供えられる供物のことを意味していましたが、室町時代以降に「くぎり」を表す「句」が使われるようになりました。

郷土文化館と古民家では、毎年桃の節句の季節に、ひな人形の展示をしています。古びた人形のかんばせに出会うと、悴む手をこすりながら、今年も春遠からじと思うこのごろです。

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